アサヒグループのりんご研究の歴史

りんごのお酒「シードル」の成分研究中に発見した成分

アサヒグループの企業のひとつ、ニッカウヰスキー株式会社は、約80年前の1934年に北海道の余市に創業。ウイスキーは蒸留後、樽に詰めて5年以上は熟成させる必要があることから、創業して間もないウイスキーを販売できない数年間は、余市の特産品であるりんごを使って、日本初となる果汁100%りんごジュースを製品化し、販売していました。
これがアサヒグループとりんごの関係のきっかけでした。
その後、りんごを100%使ったお酒「シードル」の開発などを通して、りんごと深く関わってきました。その「シードル」の成分研究中に、偶然にも青くて若い未熟果から強力な活性を示す成分を発見
その正体がりんごの渋みでもある[りんごポリフェノール]だったのです。ニッカウヰスキー株式会社では、そのチカラに着目し、機能性研究を進めてきました。

注目を集めるりんごポリフェノールの機能性研究

一方で、アサヒビール株式会社は、1930年からビール酵母製剤「エビオス錠」を発売し、早くからお客様の“食と健康”の分野にも力を注いできました
2001年、ニッカウヰスキー株式会社がアサヒグループの一員となり、アサヒビール株式会社とニッカウヰスキー株式会社のそれぞれの研究が融合することで、[りんごポリフェノール]の抗酸化作用を中心に私たちの健康に役立つ働きが次々と判明してきたのです。
アサヒグループは、さまざまな学会で[りんごポリフェノール]の機能性研究成果の発表を重ね、その数は実に100件以上を数え、[りんごポリフェノール]に対する自信をゆらぎないものにしてきました。

アサヒグループのりんごポリフェノール研究の歴史と実績

アサヒグループ研究所は[りんごポリフェノール]を長年研究し続けています。

約80年前からりんご研究!

1936年

りんごから化粧品素材を開発し特許出願

1957年

りんご100%からつくられたお酒「朝日シードル」発売

発売初期の「朝日シードル」

[りんごポリフェノール]を発見!

1991年

若摘みりんごに多量のポリフェノールが含まれることを発見

1994年

「果実ポリフェノールの製造方法」特許出願(2004年登録)

精製した[りんごポリフェノール](粉末)

[りんごポリフェノール]研究で数々の受賞!

1999年

りんごの機能性と生体調節機能研究で日本果汁協会技術賞を受賞

2001年

[りんごポリフェノール]の抗酸化作用や血圧低下作用などを明らかにし、特許出願(2008年登録)

2004年

りんご由来成分の生理機能性研究で日本果汁協会技術賞を受賞

米国で専門家による安全性評価(self GRAS)を受け、認定を取得

2006年

日本油化学会で論文エディター賞を受賞

2007年

国際ポリフェノール学会で若手研究者賞を受賞

2009年

[りんごポリフェノール]の機能性研究で日本食品化学学会奨励賞を受賞

2011年

「りんご由来プロシアニジン(※1)」を関与成分とする飲料で特定保健用食品表示許可取得

米国FDA(※2)による安全性評価を受け、新規食品成分として認可登録

2013年

農芸化学会において「りんごポリフェノールの寿命延長研究」に関する研究内容を報告

2014年

日本抗加齢医学会において「りんごポリフェノールと酸化ストレス」に関する研究内容を報告

日本果汁協会技術賞を受賞

国際ポリフェノール学会

※1 [りんごポリフェノール]に含まれる成分の一種で、様々な機能性の中心成分と考えられている。
※2 アメリカ食品医薬品局。アメリカで食品や医薬品の有効性・安全性について許認可する行政機関。